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【過去の作品作りに活躍した治具たちをご紹介します】
● インターネットで購入した便利な治具です 
INCRA-IBOX
以前、TomさんのHPで紹介された雑誌のコピーを送って頂いた雑誌から、
Box治具を完成させて、何度も役に立ってくれましたが、製作の都度微調整が
大変で本番までに試料を3セット分程も無駄にすることが多かったので同じ仕組みの製品版がINCRAから紹介されたので事前に読み込んで取扱いをマスターしてから発注した次第です。お蔭様で完成度が高い治具を入手する事が出来ました。

INCRA-Miter-Express
狭い工房で大きめにクロススレッドツール作っても頻繁に僅かな狂いが生じてその都度直角を調整するのですが、400mm以上を手前からブレードに対してまっすぐに押し進む作業は必ずブレが生じてしまいます。手前に拡張用のテーブルを付けたりしましたがなかなか安定を望む事が出来ませんでした。

 
● 自作した便利な治具です          

以前、活躍してくれた治具たちは、作品の完成とともに
姿を消してしまっていて記録がないが・・・。

治具の役目は、その作品に特化した一番使い易い補助道具として
価値が有るものであり、
たまたま類似した作品であればその都度出番が来るかもしれない。
 最近のように道具ありきで「治具」を考えるから
形や大きさも汎用性を持たせる事が多い。
作品の大きさや同じ工程の多さなどで作成した「治具」は役目を終えれば
姿を消すのはやむを得ないか?しかし

当時の記憶を頼りに少しでも図面化しておけば、再び
良き助け人になる日がきっと来ると思う
そんな気持ちで順次思い出したら記録を留める
 
板はぎの効率化(2012年)
近くのホームセンターや材木店を覗くと幅広の材は、手を出すには勇気がいる
今でもそうだが、お客様の作品以外ではSPF材を使うことが多く
安い時に10本単位でせっせと我が家へ運んだものだ。
(にいつもステーションワゴンタイプを買う理由?)
89mm幅を「はぐ」と、どんな幅でも自由自在である。
勿論、当時は全てが「ダボ継」オンリー。

余裕があれば1x4、2x4からx6、x8、x10の購入も可能だが、
自作作品には余剰材が多すぎてもったいない!・・・・
そこで「ダボ」が大活躍である。センターさえキッチリと空ける事が出来れば
細工はほぼ峠を越した。Woodcraftからxxxxjigを手に入れたのはこの頃である。

今回のTVボードを1x4で作成するに当たり、全面がオープンで強度的にも不安があって久しぶりにビスケットジョインターで「はぐ」ことにした。

遠い昔に作って活躍してくれた治具たちも、いつしか姿を消してしまっていた。

そもそも、治具の役目は、その製作品に特化して一番使い易い補助道具として作成するものであり、かつ類似した作品であればその都度出番が来るかもしれない。
 最近のように道具ありきで「治具」を考えるから形や大きさも汎用性を持たせる事が
多い。
作品の大きさや同じ工程の多さなどで作成した「治具」は役目を終えれば
姿を消すのはやむを得ないか?しかし
当時の記憶を頼りに少しでも図面化しておけば、再び役に立つ日がきっと来ると思う
そんな気持ちで古い年代からリストを作ってみた。順次思い出したら記録することにする

@ 「板はぎの効率化」

ビスケットジョイントが活躍するので、予め作業台に据付が出来る治具をMDFの余りで作成して「はい」だ表面の仕上がり精度(段違い)を確保することにします。ジョインナーのフェンスとベースが丁度はまる様になっています。本体もクランプで固定したほうが安定します。事前に1x4材は、プレーナで耳部分(角の丸み)を直角に仕上げておきます。
(治具にあるTスロットトラックや四角の切抜きはボール盤テーブルに使った際の名残です


ビスケットを埋め込むマーキングされた材をジョインターのセンターに
合わせて治具と材をクランプで固定して切込む際にずれるのを防ぎます。

材の固定には頻繁に固定と開放が繰り返されるので取扱いが楽なクランプを使用します。
下の写真は、集塵ダクトに集塵機を接続しておかないと作業台の上が切屑で溢れます。集塵しておくと切込みが終わった時点でもほとんど屑が見当たりません。



接合した後の表面にできる段違いがなく仕上がるので、圧接後のサンダーがけが大幅に短縮、後工程がスムーズに進められます。
板はぎは3/4インチのパイプクランプがメインで余材をクッションにして材の痛みを防止します。板の反り返りについてはこれも余材を接合面に横断させ100均クランプを多用します。今では手に入らないようですね。
機会があるごとに探してますが需要がないのかコストがかかるのかもう一度発売を期待したいところです。









   
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